2010年10月17日
投票数の多いものを参照にさせていただきます。
※投票は7日に1回制限。
※月末に月発売タイトルをアップする予定。 
※締め切りは次月14日。
※投票可能タイトルは購入済みか、購入可能物。
※基本的に体験版で足切りしてます。

→→→→→→→→
ここ4、5年の未レビュー物。
長い目でお願いします。

10月も新作は体験版で足切り全滅です。




2012年03月05日
メーカー SAGA PLANETS 発売日 2012/02/24
       
シナリオライター 新島夕 原画 ほんたにかなえ、とらのすけ、ちまろ、有末つかさ、小桜りょう、kaya8
はつゆきさくら初回 はつゆきさくら通常
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中 総感
総合評価 D:72

「明快に良作」

シナリオ
 恐れよ! この街を蹂躙する、我を! 我が名はゴーストチャイルド。
貴様らは、春には至れない。 冬の、この白の世界の只中で朽ちるがいい!
さぁ、パレードの幕開けだ!!

 とかいう、唐突に恥ずかしい台詞が口から出始める物語www
なのですが、プロローグから序桜編までの、ミステリアスリードと、
綾編を通してからの主人公への感情移入度、(最初は綾編推奨)
クライマックスへのホワイトグラデュエーション、幕間のラブコメが、常にユーザーを魅了し続ける。
テーマ性も十分でぶれない。

 全体的に穴が少なく、相変わらず新島さんのラブコメが飛びぬけててニヤニヤがとまりません。
個別も、良い意味で均一に面白く、単独ライターさんの強みがでました。
全編通して漂う、寂寥感と雪解けの暖かさも身に染みる。

 恋愛描写も、無遠慮な嫉妬心も、やっかみも、勘違いもなく、
周りに囃される、甘々なもので、ユーザーを不快にさせません。(かなりの加点ポイント)

 不満はあるよ、すげーあるんです。
たとえば、所謂、過去ルーツじゃなくて、高校編ルーツに至るまでのイベント群で、
不良が出すぎ ここは不良タウンか何かかwww しかも立ち絵なし。
県下随一の進学校で、生徒は礼儀正しく、謙虚wwwwwwwwwww  不良だらけだよwwwwww
 そして、トゥルーでの、ヒロイン二極化。
選択肢は用意されてはいれど、納得がいくかどうかはユーザーに大きく加担。
グラフィックス
 バナナ竹刀は、SAGA PLANETSのお家芸と発覚。
内輪ネタかよwwww キサラギGOLD★スター参照

 グラフィックスに関しては、毎回なんですが、酷い酷い。
絵崩れ上等、担当違えば男は適当、小物はないし、モブキャラに立ち絵一切無し(大量登場)、
ヒロインの服装違いの立ち絵もないから、固有イベントでは背景のみで進む、
背景も日常で使うのしか用意してないから、焼肉屋とかカラオケ屋とか、特別なのはブラックアウト。
しかもだ、2年後とか、シナリオに大きく関わるエンディングの最中ですら、
成長後の立ち絵がない!! 背景だけで感動のエンディングが淡々と進む!

 桜・希は、ほんたにかなえ氏。 SAGAの柱。
綾・クマは、とらのすけ氏。 綺麗。 顔が縦長の綾は苦手だったか。
夜は、ちまろ氏。 今回も地雷。 各絵にムラがあり、夜の正面立ち絵とか誰だよ?という感じ。
(やっぱり、竹刀は有末さんが描いてるんですかね)
音楽
 水月陵さん、うぉぉぉぉぉぉぉ、大好きだぁぁぁぁぁ!!
Rewriteを支えたのもアンタだったよ!!
全曲通して、今回の一貫したテーマである、冬~春、
透き通る様な冬の寒さと、艱難辛苦を乗り越え至った後の、雪解けの春の様な暖かさの、
2分立が真っ直ぐに伝わってきます。
冬は高音の単音に短めで単調な副旋律、春は和音に長めの伴奏。
テーマと作品に沿っており、物語への没入を助長してくれます。

 ボーカル曲は6曲。
前作のような電波曲はないが、新島さん作詞のネタ楽曲と、トゥルー楽曲有り。
一番びびるのが、コノハサクヤのテーマ曲、
freak of nature : start か。 別名、ダバダ。 もうダバダが止まらねぇよ。
文章(力)
 今回は主人公の性格からして、ラブコメには無理があったのではないかと思ったが、
逆に、シリアスが無理だったわwwwww 演劇&シリアスシーンが臭すぎます。
でも厨二すぎて、つい口に出して言っちゃうぜ、初雪!

 新島夕さんの得意な、変態同士の絶妙なラブコメトークは健在。
本当、シリアスはいらなかったと思えるし、シリアスが味付けになってしまった。
主人公がラブコメシーンだけ豹変するから困ったものだけど、あれが素だと思えるから不思議。

 新島さんは、(私的に勝手に言ってる)無勉強派であられるんですが、
遅筆ですし、パロディも一切使わないので、
日ごろからネタ帳を携帯して、面白いと思えるものを吸収しておられると思います。
また、ラブコメ部分はきっちり時間をかけて、スクリプト込みで、ユーザーをニヤニヤさせようと、
努力しておられるのが如実に伝わってきます。

 問題は、キャラの相関が、夜と桜はまだしも、ほとんど主人公に集約しており、
ヒロイン同士や、サブキャラ同士のやり取りが少なかった点ですね。
戦闘描写がいっさいなく、斬りつけ演出+「くっ」とかで終わったのも実に残念。

 また、この方の、特異な長所というのが前作と今作でハッキリしまして、
「決め台詞・常用台詞による想起」ですね。

初雪:「バニッシュだ」
桜:「バニーっ」「ぴゃごらぁ!!」「むほんっ」
綾:「まかのろんさ」
希:「ホワイトグラデュエーション!!」「ぽんぽこりん」「なーご」
クマ:「グルルルシロっ」
夜: …… …… あれ?

 これがまた、ラストに繋がるから巧いというか、怖いというか。
システム
 口パクしない、演出カット不可(クリックかエンターかCtrlのみ、ホイールも不可)、
ED飛ばし不可、メリーゴーランドをぶっこわせ の演出カット不可(ラストだったので盛り下がった)、
日付演出カット不可(途中飛ばしは可)、BGMモードにループも次曲自動移行モードもないww
これだけで、十分無粋な環境なんですが、絵差分表示中のウィンドウ消去が結構厄介で無駄。
私は基本、ホイールプレイなので、演出が飛ばせずイライラしました。
プレイはキーボード推奨。

 時短再生なくなってるし……。

 早めに外からシステム取り入れるか、開発環境を変えた方がいいでしょう。
熱中
 まったく飽きない作品。
私にしては珍しく、ラストまでぶっちぎれました。
やはり、個別が差別なく面白かった所と、各ヒロインとのラブコメが楽しみで仕方なかったからですね。

 声は、ヒロイン陣で、桜と綾の激声に問題有。 ロロナはロロナです。 男の方がいいよね(遠い目
特に桜は、あの決め台詞がギャグにしか聞こえなかった。(超シリアスシーンです)

 サブキャラクターやモブキャラクターがやばいっす。
男は全部、小池竹蔵氏じゃねえの? ってくらいだし、使いまわしが多すぎます。
新島さんがモブキャラクターを多用する方だったがために、起用声優の少なさが痛手に。
総感
 ラストが綺麗に締められており、道中も楽しく、満足のいく作品でした。
無論、細かい点に不満はあれど、充実した時間を過ごせました。
お勧めします。

 SAGA PLANETSの作品は、Coming×Humming!!、ナツユメナギサ、キサラギGOLD★スター
はつゆきさくら、とプレイしてきましたが、
今作が一番好みですね。 私自身が新島さんのファンですので。

 ただまぁ、正直なことをいえば、他社さんで描けばもっと面白くなると思います。
今回なんて、1年4ヶ月ぶりの新作であるにも関わらず、絵とシステムがあの体たらくですから。

2012年02月04日
メーカー みなとそふと 発売日 2012/01/27
       
シナリオライター タカヒロ 原画 wagi
真剣で私に恋しなさい!S
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中 総感
総合評価 D:71

「一長一短 ファンには優しくない」

シナリオ
 概ね三つに分類される今回のシナリオ。
アフター・アナザー個別・最終特別編。 内、最終特別は個別でもあります。
派生隠しキャラは、弓子・弁慶・伊予・プレミアムあたりか。
メインのアナザー個別として用意されるのが、燕・紋さま・マルさん・心・板垣姉妹の五人。

 【アフター】

ほぼえちぃシーン。 シナリオサポートが入り、非常にエロいです。
シナリオもアフターらしいが短すぎる。 クリスと京がストップ安か。 逆に百代が浮上。

 【アナザー個別】
心…ひどい出来。 アニメで優遇され、立ち絵も追加され満を持して登場の残念シナリオ。

マルさん…おまけに等しい。 ていうか、無印で攻略してたやん。

板垣姉妹…全体的に丁寧だし、キャラも豊富。 でもおまけ。

燕…非常に性格の評価に困るキャラクターであり、シナリオ全般も普通すぎる。 しかも長い。

紋さま…君主のリメイクであり、九鬼家を中心とした話が面白く、本作の要。

 【最終特別編】

描写の臨場感が増し、戦闘でテンションがあがるようになりました。
歴代キャラクター、新キャラクター勢ぞろいの、無印最終のノリですが、
各戦場で、均一に魅せ場を用意したため、百代と燕の戦闘も薄味に。
強さもインフレが激しく、決着に難有り。
さらにいえば、最終特別編と個別が同ルートなのですが、大団円でもよかったと思います。
とって付けたような個別。


 全体を通して見ると、死にキャラクターと、攻略不能キャラが多く、
無印と比べるとユーザーフレンドリーさに欠けます。
質もFDとはいえ、心とかおまけのおまけもいい所で、起承転結に至っては、伊予の方が満足できます。
要は、次回作かアナザー作が出るかのような釣り針が見え隠れして、
満腹にならない仕様なわけです。
グラフィックス
 非常に惜しいのが、立ち絵追加は多数あれど、
基本の立ち絵が流用なため、技術力の向上が目に見えてわかってしまうことです。 wagiすわぁん。
陰影の美しさや、デザインの凝り具合など、一目見て分かるため
何故に一新しなかったんだと思いますし、西の十勇士の前に立ち絵いるキャラもっといるでしょ。

 個人的な問題ですが、板垣3姉妹のデザインと服装が手抜きに見えており(無印から)、
梁山3人衆のデザインに惹かれましたので、攻略できないのが実に悔しい。
リリーナ様は無理だってわかってるっってーのwww

 アニメは無いほうが良かったが、アニメから入った人には有用かも。
最終の京のアニメが、「どどんまい!」だったのはパロディーか。 キャベツを敵に回したか。
OPは最大瞬間風速というエロゲー業界の理。
音楽
 ゲーム業界で名をはせる、ベイシスケイプが作曲。
無印からの持ち越しは、MUSIC MODEの風間ファミリーから下10曲のみ。(全57曲)
かつ、持ち越し曲も完全アレンジ。
全体でゲーム的にブラッシュアップされており、高評価。

 ギャッキョウブレイク、男子かくあるべし、輝ける未来へ、真剣勝負、大決闘、激闘する武士娘
あたりが私は大好き。

 最近だと、雪月風花・吽(今回参加してない上倉さんだけど) や
迷宮I 垂水ノ樹海 (ボーカル版、原曲は古代さんだけど) でベイシスケイプに傾倒してる私なので、
今回の采配は喜ばしい限りです。
でも欲を言えば、崎元さんや並木さんにも参加してほしかった。
文章(力)
 まずは、の部分から。
今作をプレイして、はたと気づきましたが、
タカヒロさんは、御当地・食文化に聡いな、と。
そのおかげで、キャラクターだけ・上辺だけの会話にならず、
地に足のついた絶妙な現実感が出ています。 これはご本人の趣味だと思われますが、
無学系・パロディー系に一石を投じた、素晴らしい要素です。
そして、無印の戦闘描写があっけらかんとしていたのに対し、今作は、
台詞での応酬や、魅せの文章がはっきりとしており、音楽・演出と重なり、上位互換となりました。
きっちり勉強されたのだと思います。
あと、中二病の文書が神がかっており、最高。

 次に、の部分。
パロディーが軒並み減りました。 もちろん随所にあるし、声優ネタも仕込んでありますが、
(ごく一般に知れ渡っている)パロディーやリアルネタが多く、自然すぎて、
笑いを取れるかというとそうでもなく、一種の味付けにしかなっていません。
流行のネタは多いけど、速すぎてついていけない。
あと、大和の移り気を自然体にするためか、好き好かれの描写が淡白。
百代好きの設定も抹消されており、えちぃシーン以外においては、薄いキャラクターに。
(神谷さんボイスがあれば全然違ったんでしょうけど)
システム
 EDが飛ばせない。 最悪。 十回以上ありますよ、ED。 4分弱操作不能。

 他は戯画システムまま。 左下の、ポップアップコンフィグが、画面の幅を取っており、
通常の動作に干渉するのがやや煩わしい。
相変わらずSEが貧相。
音楽鑑賞方法やCG閲覧機能は弱い。

 ムービー分けると容量くうので、packしといてください。
音声出力とかも一括にしておかないと、ムービーのみ大音量になってしまいます。

 終了時の台詞や、365日台詞や、誕生日台詞など、おまけシステムは多数あれど、
ラブプラスじゃないんだから……もっと本編に力を入れてください。
熱中
 せっかくだから、声ネタいきますか。

 ガンダムマイスター出すぎwwwww 出てない人の方が少ないぞwwww

 佐藤利奈さん、えちぃなし。 雪桜をどうぞ。
 桐生さん。 元ネタわからんし。
 トレーズ様。 ちゃんと人数言います。
 なばちゃん。 裏の人なのにえちぃなし、ファック。
 イマジン。 同上。
 リリーナさま。 うぉぉぉぉぉぉ、リリーナさまぁぁぁぁぁぁ!!

 紋さま、ていうか、門脇さんが、芸の深い、中村さんと松井さんとに挟まれ、
九鬼の十八番の高笑いが、腹式不足。 無念。

 アニメ版は、シンジ君、ゆえに、マダオ、だったのだが、立木さん出番なし。
でもコラボしてるあたり、仕事はお早い。
総感
 真剣で私に恋しなさい! S。 価格相応とは言えないで候。 (FDなのに10000超え)
無印のようなボリュームもなく、九鬼家以外のシナリオが弱く、
個別の攻略キャラクターに魅力がなさすぎた……。 無印五人は優良キャラなのだが。
男性陣の掘り下げもないし、十勇士はいい味を出してはいるものの出番不足。
もっと尺がほしかった。
大友の大和無視、と、紋さまのオーラの伏線っぽいのは何だったんだ?

 先んじて放送された、マジコイアニメ版は、一人の男性が多数の女性に好かれるという、
テンプレラブコメ要素が盛り込まれており、本作もそういう志向でいくと思われたが、
アナザー全般は至って平常運転であり、
百代にのみ好意寄せられる描写が多数あり、アニメ見てるとちょっと不協和音。

 期待していた、心と燕シナリオが不味く、一気に希望を打ち砕かれました。
梁山泊三人衆は攻略できないし、無印裏声優さんが攻略できるようになっただけで、
今作裏声優さんはほとんどスルーですか。
しかし、紋さまシナリオ(九鬼シナリオ)のみ出来がよく、
君が主で執事が俺で、のリメイクに相応しい、九鬼家執事物語になっており、大満足です。

 どーでもいい、長短変化キャラ。
【長】
百代…破天荒イケメン美少女でギャップ萌え完備に。 小銭ジャンプのくだりはワロタ。
クリス…完全アホの子に。
一子…黒縁メガネさいこー。 ゆかりんサイコー。
まゆっち…アニメと違い最強候補。 芸風多数(中の人が)の安定感。
釈迦堂…助っ人・敵役・アドバイザー・お邪魔キャラにと万能すぎwww
ゲンさん…なんというツンデレ安定感。
与一…セカイという名の地獄に踏み入れちまったぜ。 あの、日常に戻りたい……
あずみ…あwずwみwさん、掘り下げられたwwww がんばれ29歳wwww

【短】
京…BADフラグのせいで安売り状態。
燕…マジコイの癌。 納豆もウザイ。 珍しく犯罪に緩衝材がなく、ただただ不快なキャラ。
義経…捨てキャラ、死にキャラ。
葉桜…同上。
大和夫妻…同上。
小雪…ナゼニコウナッタンディスカァ、タガヒロサンッ コレマデノコユキルートカイソウジャナイディスカァ
弓子…中の人の演技が。

2011年11月08日
メーカー age+5pb.(MAGES.) 発売日 2011/10/27
       
シナリオライター 吉宗鋼紀、タシロハヤト、松永北斗 原画 Bou
マブラヴ オルタネイティヴ XBOX360版
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中 総感
総合評価 D:―

「PC全年齢版の互換版」

まとめ

 全ての要素がPC全年齢版を基準にしているため、アレとかあのシーンは緩和されます。

~告知されてた変更点について~
・OPがMetamorphoseに差し替え。 PC全年齢版のName〜君の名は〜は収録なし、OPもなし。
・箱出力は1280*720で、16:9の通常テレビの解像度になっているため、黒帯なし。(居間プレイの時)
私のPCモニターは16:10であるため、横に黒帯が出る。
PC全年齢版は1024*768の4:3(16:12)であり、16:10のモニターだと、縦に大きな黒帯が入る。
このため、箱版の方が画面全体を使ってプレイできると言っていいだろう。
しかし、立ち絵の純粋な解像度出力は変わってなく、縦横伸縮変化にしか感じられない。
特に綾峰の正面立ち絵の髪の毛のシャギーが分かりやすい。
仮にも、次世代機でのADVゲームなので、手落ちに見られやすいでしょう。
・音声修正。 らしい。 D指定のためかと思ったけど、アレに特に変更点はなかった。

~優良点~
演出がAボタンでカットできる(←最大で最高の長所。 このために買ってもいいぐらい)
・デフォルト設定が適当。
・画面出力が大きめ
・OPムービーが過去最高峰。 あの名シーン、不知火(武)×朱御雷(月詠)を再現。

~劣化点、互換点~
・スタート初期位置がロードでなく、スタートになっている。 (地味に酷い)
・スタート画面までに2種ロードが入る。 (箱仕様のロードディレクトリ指定で下位互換)
・セーブにコメントが入力できない(下位互換)
・チャプター機能がクリア後しか解禁されない(下位互換)
・スキップが非常に遅い、致命的(下位互換)
・バックログの背景が独立(互換、PC版は出力されてる映像のままバックログが見れた)
オプションが7種しかない(超下位互換)
音声音量・SE音量・BGM音量・音声継続有無・オート速度3段階・Aスキップ有無・Aスキップ速度。
PC版についてた、ユーザーに合わせた多様なシステム変更はできなくなった。
使いそうなもので言うと、各種マージン調整・台詞別色変更・オート速度11段階・テロップモード・
フォント変更・フォントサイズ・音声再生中のBGM音量低下・キャラ個別音声ON/OFF、などが抹消。
(PC版は、文章速度が変更できると思ってたけど、ノーウェイト固定みたい)

 しかし、デフォルト設定が、文章ノーウェイト・AGES有効・台詞別色有・BGM音量低下有となっており、
デフォの状態でプレイ環境は、最大多数の快適な設定となっています。
実際に問題になりそうなのは、オート速度が三段階しかないということぐらいだが、
文字数で判断しているため、私は支障がありませんでした。

~期待していたが、修正されなかった点~
・アレのシーンの緩和解除。 D指定なんだから2種類用意してくれてもいいじゃん。
・タケルちゃんのフルボイス化 (なお、18禁版はタケルちゃん音声なし)
・前半とラストの演出修正。 出撃戦闘が大きく分けて4回あるオルタネイティヴであるが、
内、最初の戦いは戦術機の動かし方が甘く、2回目のタケルちゃん無双から大幅に良くなる。
3回目から弾道が追加、と、どんどん良くなっていく(開発期間的に)
3回目以降から、OPの「イッツア、ヒューマン!!」の戦術機の、四肢の動きが追加されることから、
OPは開発後期に追加されたと窺える。
ラストはアニメの使い回しを何とかしてほしかった。
・BGM一覧や戦術機一覧などのおまけ要素
Name〜君の名は〜の挿入歌化
・特定音声スキップ不能イベントのスキップ化。

~色々気づいた点~
・G弾ずっと核兵器だと思ってました。 クロニクルズで説明ないですからね。
・ソルジャー級……
・男女とも、表声優さんばっかりじゃん。 宗像や風間や涼宮妹は表裏あるけど。(伊隅大尉もね)
・A01って、中隊でも小隊でもなく、隊って認識だったんだ
・夕呼先生に始まり、夕呼に終わる。 プレイ時間の7割は夕呼先生と話してて、
音声収録量も夕呼先生がぶっちぎりでしょうね。
そして、悪鬼でありながら、英雄でもある夕呼先生、ラスボス以上です。
・栗林さん、巧すぎwww 「タケルちゃんには、分からない!」が凄すぎる。
age繋がりで、アゲガンダムにも乗ってくださいwww

~まとめ~
 デフォルトの設定で許容できるなら、PC全年齢版より、XBOX360版を選ぶ価値あり。
ほぼ、主題歌差し替え&高解像度版として見ていいかもしれません。
私はName〜君の名は〜が好きだったので、おまけでいいから収録してほしかった所。

 リメイクしろとは言いませんが、細かな修正・変更という手直しは、ファン全員が求めていることでしょう
特にタケルちゃんフルボイス化と、初回出撃とラストの戦闘演出は直してほしい。
システム面での劣化が目立ち、5pb.(MAGES.)の移植はこんなもん、という印象を持った。
18禁版の冷遇っぷりったらないよ……18禁版の手直し版出たら保守する方は多いでしょう。

 やはり、18禁版をお勧めすることは変わりませんし、
18禁版が買えない・買わない、という場合の選択肢が一つ増えた結果となりました。
新品3500円くらいだし(2011/11/08)、押さえてもいいかもしれません。
進撃の巨人もよろしくね☆

2011年11月06日
メーカー すたじお緑茶 発売日 2011/10/28
       
シナリオライター 亞部まとま、氷雨こうじ 原画 るちえ、(SD絵 広瀬まどか)
恋色空模様 after happiness and extra hearts
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中 総感
総合評価 D:61

「なんという安定感」

シナリオ
 原作20話終了後、IF21話からが『after happiness and extra hearts』の本編となります。
サブヒロイン4人の掘り下げが行われ、29話よりサブヒロインルートへ派生。
29話突入時に、タイトル画面より原作『恋色空模様』メイン5人のアフターが読めます。

 ボリューム的には、共通8話、サブルート4*3話、メインルートアフター5*3話、と多め。
ただ、サブヒロインの攻略ルートが基本的に短く、恋人になる過程が幅跳び状態。
さらに、3話の合間に、原作で個人的に不快だったシリアスシナリオが挟まれ、
原作で18話も使ってたものの成り代わりになっており、純粋なイチャラブが楽しめません。
メインのアフターも、7割方シリアスな場面で構成、原作個別の萌えに重点を置いた良さが抹消。
武器を使っての団体戦とかアフォか。

 全体で見ると、非常に不快なシナリオでした。
原作でとことん引っ張った土地売買問題や、お家柄問題や、クルセイダーズへの風当たりなど、
萌えゲーで癒されたいと思っている私の希望をことごとく打ち砕きました。
グラフィックス
 サブヒロインの1枚絵*4以外は、全てえちぃ絵。
他はほぼ流用。 SD絵の新規がよく動き、差分も多めで可愛らしいです。
FDですしね。
音楽
 新曲4曲……。
ED曲、空と風の旋律は、霜月はるかさん。
文章(力)
 萌えゲー文章としてみるなら、やはり上位であり、
クルセイダーズメンバー11人が、一人一人立っており、集団での会話が非常に楽しいです。
男キャラの久志はぶっとんでるし、春樹もまっちゃやイマジンや聖良に押されてボケが板についた。
聖良は、完全に2chネラー化、イマジンは腹ペコセイバー化。
原作を受けてのキャラ構成のため、属性が顕著に見えて、期待以上に動いてくれます。
(なんかアンケート受けて、修正してるみたいです)

 唯一、主人公が、空気すぎる。 料理が巧い、という特性と、包茎コンプレックスという属性しかなく、
軍師にしては頭弱いし、意志力も低く、卑怯だし、ノリも悪い。 馬鹿をやろうぜ、馬鹿をよぉ。
影法師主人公の派生系といった具合。 これでドヤ顔ヨイショキャラとか勘弁してください。
そして、ショタ顔直ってないし。(文章的に言及はない)
明らかに、顔と一人称の文章があってません。 顔だけ見ればネギ先生と同じくらいじゃん。

 ただ……、本当に気持ち悪いです。 登場キャラクター全員。
主人公「人の見た目や性格を笑いモノにするのは最低だ」 と、おっしゃいました。
この作品、宗教やっているような生徒や、難癖付けてくる分かりやすい小悪党が大量に登場し、
クルセイダーズメンバーは、そいつらの悪口・陰口を言いまくります。
特に口の悪い、春樹・聖良・清美・まっちゃんが酷い。 美琴・・佳代子・優喜も地味に辛辣。
武器持ちの奴らは実力行使で脅したりしてる。
それでいて、作者も登場キャラクターも「クルセイダーズが絶対正義」の姿勢を崩さず、
「身内びいき」を躊躇なく行い、正当化し続けます。 吐き気がします。
主人公なんて、同じクラスの男子の名前すら覚えてないんだぜ?
親友のためなら何してもいいって言うんだぜ?
それはそれでいいんですよ、「自分の周りの人間を優先して何が悪い」by黒崎一護や直江大和
エゴだって分かってればね。 でも、クルセイダーズは、それを「正しいこと」と断じている。

 他、敵対キャラクターたちも、こいつら高○生なのに、宗教や薬物やってんじゃねえの?
というキャラクターばかり。
嫌な奴ってのどの世にもいるものですが、廃校を救った顔の広い主人公に対して、
即座に悪評が広まったり、クルセイダーズへの風当たりが悪かったり。
クルセイダーズもクルセイダーズだけど、
即手のひら返したり、学祭に難癖つけたり、先生に狂信的だったりする、この学校の学生はなんなんだ?
この学校腐ってますよね。 廃校にした方が良かったんじゃないですか。

 んで、それらの敵対イベントが、学内行事や、風紀委員の仕事といった、
すんごいどーでもいい、事柄に本気になっていることなんですよ。 人としての威信を賭けてるみたいな。
廃校や土地買収も、学生には荷が重いし、学内話は小さすぎ、
両極端すぎて、シリアスシナリオに全くついていけません。
それでいて、クルセイダーズヨイショと、悪即斬でしょ?
もっと単純で、イチャラブを楽しむイベント群にしてください。

 久志の扱いが本当に酷い。 原作受けてなお酷い。 ゴミクズみたいな扱い。
まっちゃんルートの春樹に対する主人公の態度も酷い。 主人公氏ね。
世界線世界戦言い過ぎ、そんなにシュタゲが好きなら、文章見直すべきです。
システム
 神の領域。

 動く、動く、そして、速い!
飛び蹴り一回転の美しさに感動した!
ウィンドウがキャラクター直下に吹きだし形式で表示されるため、
立ち絵変化がわかりやすい。

 ファンディスクなのに、こうも動かせるということは、
ライターの(実質)負担である演出指示の入力が簡略化されているということであり、
スクリプトが優秀であると伺えます。

 正直、同時期にプレイしたageの君がいた季節より、よく動くし、軽いし、エフェクトカットできるし、
表現自由度も高く、遠近描写も美麗で、音声振り分けもAGESに負けていない。
つまり……、ageの弱体化に伴い、期せずして、
ギャルゲー演出部門の最高峰に君臨したということです。

 オプションの少なさは原作踏襲ですが、デフォでほぼ完璧。
音楽(ムービー)再生が、軽い上に、枠消し拡大や独自再生ソフト構築して、スキップバーつけてたり、
これら全てを、プログラムの秋山構平氏ひとりでやられているとしたら、
敏腕プログラマーすぎますよ……。 緑茶のシステム構築した神本人なんでしょ?
熱中
 またも好きなキャラ攻略したら、それで終了ゲーでした。
シリアスシナリオなんて読みたくもないのでぶっとばしました。
イチャラブは楽しいんですけど、なんでそこに注力しないのか……。

 青山ゆかりさんは、聞き慣れて、1周してしまったらしく、すごく可愛く聞こえるw
安玖深さんだけ演技力すげぇっす。
イマジンさん頑張って。 クリスティーナネタ入れても良かったのでは?
総感
 ファンディスクとしては成功の部類でしょう。
ファンサービスもよく、サブヒロイン全員が攻略できる上に、ボリュームも及第点。
完成されている演出スクリプトのおかげで、安定感が違います。
同一画面上にキャラクターが多数登場しても、吹きだしウィンドウのおかげでゴチャゴチャしません。

 ただ、まぁ、原作の欠点だった、シリアスシナリオの幅が、今回は総話数に比べて広く、
萌えゲーに期待すると痛い目を見ます。

2011年11月03日
メーカー age 発売日 2011/10/28
       
シナリオライター タシロハヤト(鬼畜人タムー) 原画 宮田 蒼
君がいた季節(リメイク)
シナリオ グラフィックス 音楽 文章(力) システム 熱中 総感
総合評価 D:36

「おかしいですよ! みちるさん!!」

※初回版(回収版)です。
※ダウンロードシナリオは評価に含まれません。
※原作はプレイしておりません。

シナリオ
 写真家としての夢を追うか、恋人をとるかの選択を迫られる、ハートフルドラマ。

 という説明をされていますが、基軸と構成がおかしいんですよ! ケロロ軍曹!!
舞台(場面)が、学校 || 自宅 || バイト先、の三つあり、(||は壁)
その3舞台で、メインヒロインが隔絶されています。
学校は、まりかのみ。 自宅は4人全員。 バイト先は無人。
つまりどいうことだろうか? まりか以外は、自宅でしか絡みがないし、イベントもありません。
自宅からの派生である、デートイベントや旅行イベントはあるものの、
学校とバイト先の場面が多すぎて、まりか以外が完全に空気。
3,4回の小イベント後、恋人に。 という雑な展開になります。

 メイン4人のシナリオも似たり寄ったりで、(公式に書かれてる範囲のネタバレで)
渡米(長距離恋愛)か、恋人とともにいるか、の2択を迫られ、ちょっと喧嘩してハッピーエンド。

 また、リメ版は、脳内にあるオリジナルを踏襲している、という書き方に感じられ、
最序盤から登場する、男友達5人&女友達5人の計10人が覚えきれず、掘り下げもない。
メイヒンヒロイン4人も、掘り下げ以前に、幼馴染という一言で終わっており、
ボーイミーツガール的にキャラクターに感情移入をすることが不可能。(自宅しかイベントないし)
足が地についてない、age的に言うと立脚点のないシナリオでした。

 写真家を目指すというメインシナリオなのですが、
『恋ではなく』のようにカメラ知識に傾倒するわけでもなく、技術的なお話でもなく精神方面が多く、
「読モと戦う写真家」に呆然としました……。
写真家とモデルは、戦闘やオーラフィールドを展開しているらしく、撮影後、敗北者(?)は悄然としますw
主人公はそれらのプレッシャーを感じ取れることができる「才能」の持ち主ですw
(もしかしたら、本当のプロのモデルや写真家は、そういった世界で撮影されてるのかもしれませんね)
グラフィックス
 ここは確か……、
(あの日に)まりもちゃんとレストランで食事したあと、別れた商店街の道じゃないか……?
純夏と一緒に来た遊園地じゃないか……?
背景流用しないでください。 メモリーズオフだって澄空や浜咲の背景変えてました……よ?

 全体的にイベント絵が少なく、SD画が多い。 オルクロ02の憧憬に似た感じ(原画さん的にも)
オルクロは立ち絵や戦術機でガンガン魅せてくれたから満足できましたが、
君がいた季節は、動きも微妙だし、立ち絵変化少ないし、アクション自体ないし。

 1枚絵で口パクします。
まりもちゃんと夕呼先生は、原画さん違うと違和感が先に立ちました。
宗像&風間ペアは後期組みだから落ち着いてましたが。
音楽
 相変わらず作中で聞けず、サントラで聞くの面倒なので割愛。
文章(力)
 登場人物を掘り下げてください。 話はそれからです。
脳内で完結させないでください。 (一人称の既存)キャラクターは、作中掘り下げが肝心。
というのも、サブキャラにしろ、メインキャラにしろ、
掘り下げる手法としては、対面での1対1の会話、が専ら。
しかし、君がいた季節、では、常に3~10人に囲まれ、焦点が合わず、意識が拡散しやすい。
男の友人は、シャッフル的な樹似のアイツ一人でよかったのではないでしょうか。

 男の友人らが珍しく、恋路をとことん邪魔してくる。
たいていの場合、告白後は退散して後日囃し立てるのだが、
告白後、即乱入して、イチャイチャシーンを邪魔したりしてくる。 空気読めよ。
こんな友人らには憤りしか覚えませんでした。

 リメイクに関して、文章の増加、手直しは感じられ、最近の流行なパロや台詞が入っています。
システム
 回収決定のバグゲーです。

 誤字脱字はもちろん、モザイク外れてるし、
暗闇で暗転状態のとき、文章のバックライトも暗転して見にくくなるし、
キャラクターの名前の後に、「正樹s」とか勝手につくし、(ギャグシーンではありません)
(これでZとかFだったら爆笑でしたけど、シリアスシーンだぞwwwwwwwwww)

 AGESやageプログラムは健在ですが、動きが抑え目で、こだわりも注力も感じられません。
熱中
 Ctrlプレイしました。
箱オルタが文章送りボタンでエフェクトカットできたので期待しましたが、Ctrlでしかやはり無理でした。
とにかくキャラクターの相互関係が把握しにくく、全く感情移入できないため、
読んでいて面白くもないし、魅力もありません。
総感
 これ、12390円なんだぜ?

 後日、『オルタネイティヴ クロニクルズ 告白』ダウンロードできるようになるため、
これのために金を払ったと思うしかありません。

 唯一の長所は、カテジナ・ルースが攻略できて、嬌声が聞けるということでしょう。
主人公は、守護月天の太助で脳内保管しようね!!
あー、あと、オルタネイティヴの伊隅大尉との会話で出た、温泉云々の伏線回収されます。

 延期に告ぐ延期で、
「震災を鑑み、表現方法がふさわしくないものとして」 DLコンテンツ化したりしましたが、
オルクロ02発売しといて何いってんの???
単純に開発人材と時間不足で、震災を隠れ蓑にして伸ばした挙句、バグ満載で発売、というオチ。




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